DigUp で負荷が高いのは最初のインデックス作成時のみで、完了後は新しいファイルだけを読み取ります。モデルは処理が終わると終了する別プロセスで動作し、検索側(モデルのテキスト部分、約 250 MB)は検索中のみ読み込まれます。Mac でのバッテリー消費とファンの回転に関する報告(Issue #68)に対し、開発者はインデックス作成中は想定内の動作で完了後はリソースをほとんど使わないとしつつ、引き続き調査すると回答しています。
状況別の仕様と設定できること
| 状況 | 仕様と動作 | 対処と設定 |
|---|---|---|
| 最初のインデックス作成 | 1 回だけ実行されます。Mac では数百ファイルで数分、大きなダウンロードフォルダで 1 時間ほどかかることがあります。Windows と Linux では高速かつ同じ結果になる場合はグラフィックス(GPU)を使い、それ以外はプロセッサを使います。プロセッサのみでは画像 1 枚に数秒(2017 年のノート PC の Core i5 で約 5 秒)かかり、大きな写真ライブラリは数時間かかることがあります。 | どのフォルダを選ぶかや動作環境、インデックスが遅いときの確認を参照してください。 |
| 作業中に一時停止したい | Mac はメニューバー、Windows と Linux はタスクトレイ(通知領域)に進捗が表示されます。 | メニューバーまたはタスクトレイ(通知領域)からインデックス作成を一時停止できます。 |
| 決まった時間帯だけ動かしたい(Mac 0.6.1 のみ) | v0.6.1 リリースノートで追加された機能です。インデックス作成は指定時間帯(既定は 1:00 から 7:00)まで待機し、検索は一日中使えます。 | 「Settings → Folders」でインデックスを作成する時間帯を設定します。 |
| 特定のフォルダや形式を除外したい | 選んだフォルダのみを読み取ります。 | 「Settings」でさらにフォルダやファイル形式をスキップするよう設定できます。 |
| コード検索の負荷 | 「Settings → Code」またはセットアップ中にオンにするまでオフです。作業中は落ち着いてから 1 分後にインデックスが追いつきます。 | 不要な場合はコード検索をオフのままにします。 |
Mac 版 0.6.1 で修正されたメモリとプロセスの問題
Mac 版の v0.6.1 では、メモリ使用量やバックグラウンドプロセスに関する以下の修正が行われました。
- 1 つのファイルの読み取りが暴走した場合(ある PDF で数十ギガバイトのメモリを使用した事例)、DigUp がそれを停止してスキップし、先へ進むようになりました。ファイルで詰まっているときでも「Quit」と「Pause」でインデックス作成が止まります(Issue #3)。なお、0.6.1 の修正前に PDF が原因だった際の一時的な手順として、開発者は「Settings → Folders」の「Skip these file types」に
pdfを追加する方法を案内していました(Issue #3)。 - 長いテキスト文書のインデックス作成で、ヘルパーのメモリが少しずつ増え続ける問題(テキスト 1 チャンクあたり約 30 KB)が修正されました(Issue #3)。
- DigUp の終了時にヘルパーも一緒に終了するようになりました。以前はアプリを終了した後や、アンインストールした後でも、フォルダの見積もり処理が最大速度で動き続けることがありました(Issue #22)。
2026年10月16日時点でオープンな報告
以下はユーザーの観察または機能要望であり、2026年10月16日時点で開発者により確認された修正はありません。
- Mac でのバッテリー消費とファン(Issue #68、2026年10月16日時点でオープン): インデックス作成中は想定内との開発者回答の後、DigUp 0.6.1 のユーザーから、最初のインデックス作成が終わった後も高いエネルギー消費や CPU 使用が続くというコメントが寄せられています。
- 大きなファイルごとの上限設定の要望(Issue #98、2026年10月16日時点でオープン): 数千ページの PDF 書籍を持つユーザーから、1 つの大きなファイルのインデックス作成にかける時間や作業量に任意の上限を設ける機能要望が出されています。現在の仕様では、長い PDF は最初の 30 ページをすぐに読み取り、残りは他のファイルが終わった後に最大 5,000 ページまで読み取ります。
その他の問題はトラブルシューティング一覧で確認できます。