デスクトップ上のファイルを検索するツールとして、Windowsで動作するEverythingと、マルチモーダルモデルを用いるDigUpが存在します。両者は動作環境や検索対象の扱いに違いがあります。
Everythingの概要
Everythingのサポートページによると、EverythingはWindows向けのファイル検索エンジンであり、ファイル名による検索(filename searching)が案内されています。
DigUpの検索の仕組み
DigUpは、利用者が指定したフォルダ内を読み込み、ファイル名だけでなくファイルの内容を対象に検索します。Google DeepMindのEmbeddingGemma 2を活用し、文脈の意味と完全一致テキストの双方を照合します。
- 中身と該当箇所の特定: 画像やPDF、文書、音声、動画を読み込みます。検索結果からPDFの該当ページや、音声・動画の該当する再生位置(30秒ごとの区間から判定)を直接開くことができます。
- インデックス作成: 初回起動時に865 MBのモデルを1回ダウンロードし、選択したフォルダの「最初のインデックス作成」を実行します。完了後は、新しく追加されたファイルのみが読み込まれます。
動作環境と提供形態の違い
- 対応OS: EverythingはWindows向けのツールです。一方のDigUpは、macOS 14以降のApple Silicon Mac向け(バージョン0.6.1)のほか、64-bitのWindows 10および11、Linux向けにベータ版(0.7.0-beta.1)が提供されています。
- グラフィックス(GPU)の利用: DigUpはWindowsおよびLinux環境において、最初のインデックス作成時にCPUより高速と判定された場合にグラフィックス(GPU)を使用します。